箱の家 エコハウスをめざして書評

「箱の家」はここ十年の間に120を越える建設がなされたという。建築家が年間10以上の住宅を設計し続けそれが10年を越えて継続していることは今日の住宅設計の世界で…

山越邦彦についての覚書

1974年の建築文化10月号に矢野和之,松成節夫氏等武蔵工業大学広瀬鎌二研究室有志による「昭和初期住宅研究体」の山越邦彦についての記事があった(自然との循環系を…

太陽の恵みを生かした暮らし

はじまりは三〇年前 これまで私は、環境に対して「建築」が担う役割の重要性を唱え…

都市への手がかりを建築に求めて 前川國男と都市

【松隈】今回は、「前川國男と都市」というテーマをかかげました。前川國男は都市をテーマにした建築家ではない、と一般的にはいわれています。しかし、前川は、最終的には…

前川國男 現代との対話

■建築を使う知恵が作る都市の楽しさ 最近、私は、木造の建物を設計することが多いのですが、地方には有能な大工が今もいます。彼らと仕事をしていると、応答の快感のよう…