パッシブハウスはゼロエネルギー住宅
「パッシブハウスはゼロエネルギー住宅」とタイトルされ、「竪穴住居に学ぶ住宅の未来」とのサブタイトルを冠した本を上梓した。昨日手元に見本版がとどいた。手前味噌ではあるが上出来のように思う。版元は農文協、百の知恵双書の第19巻目。このシリーズもちろん真鍋弘さんによる編集である。ちなみに表紙カバーは私がこのシリーズで2003年に出版した「住宅は骨と皮とマシンからできている」と同じ杉田比呂美さんによる。西方さんから拝借した御所野遺跡の復元竪穴住居をモデルハウス展示場に見立てた楽しいイラストである。
内容はこれからの住宅が抱える大いなる宿題と長く続く住まいという習慣、これらの両方を引き続き引き受けそれら二つをともに考えること、その多重であるがうえの面白さ、課題、そこを考え書き進めたのだが何とか私が今、思うことを著すことができたのではないかと思っている。もちろん一般の人々に読んでいただこうと考えての執筆である。極力わかりやすく平易な言葉で著したつもりである。3月始めには書店に置かれるのではないか。ぜひ手に取りページを繰っていただきたい。