【新刊】『郊外を片づける―住宅はこのまま滅びるのか―』

2023年に亡くなりました野沢正光が執筆しておりましたテキストを一冊にまとめた書籍、「郊外を片づける―住宅はこのまま滅びるのか―が新建新聞社から出版されました。

個人所有を前提とした住宅や、規制と緩和が生む住宅地の姿、これらを危惧し対応策を模索する中で考えた公・共・私の在り方、野沢が残したメッセージがそのまま伝わるよう、文章にはなるべく手を加えず発刊することといたしました。

「片づける」という言葉には、無秩序に開発される郊外住宅地やその上に建つ住宅を単に否定するだけではなく、工夫し、皆でより良くしていこうという、建築家としての野沢の姿勢とメッセージが込められていると感じております。

是非お読みください